細胞の受託製造

当社では、不用歯から得られる歯髄幹細胞(特定細胞加工物)の受託製造を行っております。

当社は歯髄幹細胞を採取・培養・加工するための歯髄細胞培養センターを有しており、「再生医療等安全性確保法」に基づく「特定細胞加工物製造許可」を取得しています(施設番号:FA5190002)。
種々の研究開発で培われた培養技術を生かし、再生医療に必要な歯髄幹細胞の受託製造を行っております。

歯髄細胞培養センターは細胞加工施設(CPC = Cell Processing Center)と呼ばれる施設で、細胞の製造を行うために高い清浄度が求められます。そのため、内部は温度だけでなく、室圧管理も含めて徹底した空調管理が施されています。
歯髄幹細胞を採取する際はアイソレータという設備の内部で操作し、外部からの細菌等の混入による細胞の汚染や異物混入を最大限に防ぎながら製造を行っています。

アエラスバイオでは、歯髄再生治療に必要な歯髄幹細胞の加工・保存技術を基に、歯髄幹細胞の長期保管技術なども含め、更なる研究・開発を進めています。

細胞製造の受託

歯髄幹細胞

歯髄幹細胞は体の様々な箇所に存在する体性幹細胞の一つで、一般に『歯の神経』と呼ばれる「歯髄組織」に存在します。
他の体性幹細胞より血管・神経の誘導に有利と言われており、脳梗塞や末梢神経麻痺、骨再生など、さまざまな組織の再生医療に応用できる可能性を秘めています。

近年、歯髄幹細胞を用いた治療のひとつとして歯髄再生治療が実用化され、私たちの生活にとって再生医療がより身近なものになってきました。

歯髄再生治療

歯髄再生治療

歯髄再生治療とは、不可逆性歯髄炎(深い虫歯などで歯髄に細菌が感染して炎症が広がり、歯が強くしみたり、痛みを感じる状態)と呼ばれる歯髄(神経)を抜かないと痛みが取れない歯に対し、不用歯から採りだした歯髄幹細胞を移植して、歯髄を元通りに回復させる治療です。
 
歯髄は、歯に栄養を届けたり虫歯などになった時に痛みにいち早く気付いたりする役割があります。
歯髄を失い栄養が届かなくなった歯は欠けたり割れたりしやすくなり、また、虫歯などの痛みに気付くのが遅れ、気付いた時には炎症が歯の根元へ広がり、歯を失ってしまうリスクが高くなります。
 
歯髄再生治療は、このリスクを少しでも減らすための治療法として実用化されました。

再生医療イメージ