細胞保管サービス(バンク)

細胞保管サービス(バンク)とは

将来の健康リスクに備えるサービスです

細胞保管サービス(バンク)とは、私たちの体の一部である細胞を、超低温環境で長期的に冷凍保管するサービスです。
これまで細胞を凍結保管する技術は、細胞を用いた研究を行う企業や大学機関などで活用されてきましたが、近年の再生医療の発達に伴い、私たち一人一人の細胞を個別で凍結保管する「細胞保管(バンク)」が世に広まりつつあります。
若い時の細胞を冷凍保管しておくことで、将来年を重ねても、万が一のときにいつでも若い時の幹細胞を利用して治療を受けることが可能になります。

細胞保管サービス

冷凍保管した細胞を用いて実施できる再生医療は、現在は限定的ですが、今後研究が進むにつれ、使用用途が拡大していくことが見込まれています。
このような背景から、細胞保管サービス(バンク)は「将来の経済リスクに備える保険(一般的な医療保険等)」ではなく、「将来の健康リスクに備える保険」としての役割が高まることが期待されています。

細胞保管サービスの例

  • さい帯血バンク(赤ちゃんを出産する際に採取されるさい帯血と、そこに含まれるさい帯血幹細胞を保管するサービス)
  • 肌の細胞バンク(肌細胞(線維芽細胞)を保管するサービス)
  • 歯髄幹細胞バンク(乳歯や親知らずなど、治療で抜く歯から採取される歯髄幹細胞を保管するサービス)

歯髄幹細胞バンクについて

エア・ウォーター・アエラスバイオ株式会社では、厳格な衛生管理のもと、ご契約者様の歯髄幹細胞を安全に保管する「アエラスバイオ歯髄幹細胞バンク」を提供しています。
※歯髄幹細胞を含む歯髄組織の保管サービスや、歯牙に含まれる象牙質の保管サービスも提供しています。

歯髄幹細胞を用いて行われる再生医療として、失われた歯の神経(歯髄)を再生させる「歯髄再生治療」がすでに実用化されており、当社で保管された細胞を用いて本治療をお受けいただくことが可能です。
また、歯髄幹細胞は特に神経や血管組織に対して優れた再生能力を持っており、採取も比較的容易なことから、今後再生医療分野で活用の幅が広がることが期待されています。

エア・ウォーター・アエラスバイオを選ぶ3つの理由

保管サービスを利用するには、当社と契約を結んだ「提携歯科医院」で抜歯を行っていただく必要があります。

当社は、現時点で350以上の歯科医院様と提携しており、全国各地どこにいても保管サービスが利用できるネットワークを構築しています。
(かかりつけの歯科医院様での抜歯をご希望の場合は、当社までお問い合わせください。)

当社で保管した歯髄幹細胞や象牙質は、失った歯の神経を再生する「歯髄再生治療」にご使用いただけます。
歯髄再生治療で使用できる歯髄幹細胞や象牙質は、現時点で、当社で培養等を行った場合のみです。
また、歯髄再生治療の症例数は着実に増加していることから、当社で保管された細胞や象牙質の利用実績も年々伸びています。

当社は、幅広く事業を展開しているエア・ウォーター株式会社(東証プライム市場上場)の子会社として誕生しました。
このエア・ウォーターグループのネットワークを活用することで、保管いただいた幹細胞がより幅広い領域でご利用いただけるよう活動してまいります。

■今後期待される歯髄幹細胞の使用用途

細胞保管までの流れ

歯髄幹細胞を採取・保管できるのは、乳歯や親知らずなどの「噛み合わせに用いない歯」を抜くタイミングだけです。
人生の中で、このような歯を抜く機会は限られるため、当社サポートデスクが、抜歯前に必要な準備や手続きについて、手厚くサポートいたします。
各ステップの詳しい情報について知りたい方は、以下のリンクをご覧ください。

ご契約手続きと料金のお支払い

抜歯日のご予約

抜歯(乳歯、親知らず、矯正治療)

抜去歯の輸送と細胞採取・培養

保管開始

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興味・関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。

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